京都旅行2日目・3日目
こんばんは、まろりーです。
少し時間が空きましたが、先日の京都旅行の2日目と3日目について書いていきます!
1日目についてはこちらの記事に書かせていただきました!
medchanpunch.hatenadiary.com
2日目は、かなり王道のコースで回ったのではないでしょうか。
3日目は午前中だけしか時間がありませんでしたが、宇治市に行きました。
まずは支度をしてホテルで自転車を借りました。
実はホテルの自転車は1台しか空いていなかったので、一人はホテルの、一人はレンタサイクル屋さんの自転車になりました。
ちょっと悔しいけど、仕方ありません。
レンタサイクル屋さんの開店時間に合わせて出発したので、理想より一時間ほど遅い出発となりました。
まず目指すは稲荷大社です。
稲荷大社
烏丸御池付近から40分ほどで着きました。
稲荷大社に向かう道のひとつは、屋台だらけで賑わっていました。
駐輪場はそのひとつ隣の道にあったので、屋台を尻目に自転車を置きに…。
10時過ぎくらいでしたが、観光客の多さにやや圧倒されつつ進んでいくと、
いきなり大きな鳥居が!
朱色が鮮やかな建物も奥に見えます。堂々たる神社っぷり…!
「稲荷」神社なので、もちろん白狐さんもいらっしゃいます。
私はずっときつねのことをお稲荷さんと呼んでいるのだと勘違いしていました。
本当はきつね(白狐さん)はお稲荷さんのお使いなんですね…。
ちょっと歩くと、さっそく有名な鳥居の行列が見えてきました!
テンションが上がりますね!みんな夢中で写真を撮っています。
それでは、いざ、くぐってみます!
大きな鳥居が延々と続いていくようです。神秘的な感じがします。
進んで、抜けたと思ったら
また鳥居!
途中で小さい鳥居のゾーンに入ったり、また大きい鳥居になったりはしますが、
とにかく進んでも進んでもひたすら鳥居が並びます。
舗装されている道で鳥居が並んでいること以外は、ほとんど登山と一緒です。
それでも、こんなにたくさんの鳥居を潜り続けるなんて初めての経験です。
鳥居のおかげで飽きないで山道も登れます。
そして、やっと終着地点にたどり着いた!
と思ったら、まだ頂上ではありませんでした…。
周りにもぬか喜びした人がたくさんいます。
四ツ辻という地点で、ここで折り返して下山する人も多いそうです。
私たちも登るか降りるかで相談しました。この時点で結構疲れています。
外国人のお姉さんに「がんばれー」と励ましているおじいちゃんもいました。
進むか諦めるか、悩む人は私たちだけではありません。
結局がんばって登ることにしました。
先程までは目の前にたくさんの人がいたのに、ここからはほとんど人がいなくなりました。
途中、スーツ姿のお兄さんが降りてきたのとすれ違いました。仕事の合間に山頂まで行ったのだとしたら、なんてアクティブな方なんだ…。
私はというと、延々と続く鳥居の珍しさも消え、気づけば足元ばかり見てひたすら歩く続けていました…。
そして息も絶えだえに、ついに山頂に着きました!
がんばって登ったのだから、何があるのかと思ったら
看板とちょっとしたお店やお社があるくらいでした。
途中に塚もたくさんあり、お供えしている人も少なくないようでした。
ここまで登ってお参りするのが日課の人もいるのかもしれないと思うと、恐れ入ります。
下山するときには鳥居の裏側を見ながら進めます。
一番小さいので17万円くらいからで、鳥居を奉納することができるそうです。
奉納した方のお名前や日付などが刻まれています。
このお名前などが刻まれている側の写真のポストカードも売店で売られていました。
外国の方には漢字が書かれている鳥居の方が面白いのかもしれません。
自分の膝が笑う様を体感しながらも、ようやく下山しました。
本当に疲れました。体力をつけないとダメですね。
そういえば途中に、ヤマト運輸の方が荷物を持って山を登っていくのともすれ違いました。
歩いて往復1時間ほどの山の上まで届けているのだと思うと、感謝と尊敬の念を抱きます。
昼食:にしんそば
大体2時間ほど歩きっぱなしでしたので、とてもお腹がすきました。
自転車をこぎながら、気になったお店に入り、にしんそばをいただきました。
空腹にしみる優しいお味のにしんそばに癒されました。
そして、次の目的地、三十三間道へ!
自転車で坂道を一生懸命登ります。
途中、東福寺の前も通りました。
このお寺の庭園も少し興味がありましたが、日程の関係で今回は素通りしました。
道に迷った
そして、自転車をこぎ進めていくと、だんだん山道になっていきました…?
完全にスマホのGPSとマップに頼りっきりで先頭を走っていた私でしたが、
どうやら道を間違えたようです。
どこなんだここは…。
強行突破できないかと、とりあえず山を登ってみました。
泉湧寺
行き着いた先にあったのは泉湧寺というお寺でした。
そして、これ以上進めないため、ついさっき一生懸命登ってきた道を降りることに…。
同行者は私に先頭を任せてついてきたばかりに、無駄に坂道を漕ぐはめになったので、かなり不機嫌に…。
旅行の中で一二を争う、つらい時間でした。笑
三十三間堂
そうして、14時頃にようやく三十三間堂に着きましたー!
ものすごく、ほっとしました。
国宝である三十三間堂。
長い…!!
約120メートルの長さがあるこのお堂では、通し矢が行われているのも有名ですよね。
お堂の中にも、弓道の優勝者の名前が書かれたりしていました。
お堂の中は撮影禁止ですが、見学をすることができました。
千体の観音立像と、国宝である一体の大きな観音座像、
同じく国宝の雷神風神像、28体の仏像などがまつられています。
千体もある観音像ですが、どの像も11の頭、40の手が細かく作られています。
びっしりと並ぶ観音様には圧倒されますし、一体一体を見ていると、これを作り上げた昔の職人さん達の技術や精神にも感嘆します。
観音像を見ながらお堂を歩いていくと、立ち並ぶ観音像を背に、風神雷神像や観音28部衆像が点々と現れ、真ん中には大きな観音様もいらっしゃいます。
じっくり見ながら歩けば、どんなに時間があっても足りなさそうです。
実は私は高校生の時に修学旅行でも来たことがあったのですが、
二度目の拝観でもとっても感動しました。
三十三間堂が建てられた当時は、内部が朱く塗られていて、美しい模様も描かれていたことも紹介されていました。
そんな鮮やかなお堂に、金色の像がこんなに並んでいたらと思うと鳥肌が立つようですね…!
清水寺
そしてお次は清水寺です!
清水坂駐車場の有料駐輪場に停めました。
ここで一日駐輪券を手に入れました。
清水坂にはお土産屋さんから食べ歩き用の店から、たくさんのお店が並んでいます。
修学旅行で来た時には、無駄遣いしたりお店に夢中で時間が足りなくなったりしないよう、先生に注意された記憶があります。笑
ちょっと小腹もすいたし、ついつい唐揚げと抹茶ソフトを買ってしまいました。
そして清水寺の仁王門に着きました!
観光客もたくさんいます。
着物を着ている人も多くて、楽しそうです!
三重塔もありました!
そしていよいよ、有名な清水の舞台に…!
工事のための木組みは少し残念ではありますが、
初めて舞台を目にした同行者は、とても興奮していました。
鉄下駄を持ち上げたり、重軽石に挑戦したりと、清水寺にははしゃぐポイントがたくさんありますよね。
私は修学旅行を思い出して懐かしい気持ちになりました。
縁結び神社で恋みくじを引いたことも、高校生の頃の思い出としては印象深いです…。
不穏なことが書かれていた上に、本当に現実のこととなったため、高校生の私はおみくじを引いたことを後悔しました。
今回は絶対に引きません。笑
少し離れたところから清水寺を眺めるのも良いです。
修復工事が終わったらまた来たいものです。
日が暮れてきた
鴨川
帰り道に出雲阿国の像も見ました。
そして、自転車屋さんに返却する時刻が迫っていたため、自転車を返しに行きました。
このとき、ホテルで無料で貸してくれる自転車に空きが出たため、ホテルに戻りました。
これで、晴れて二人共、ホテルの自転車を手に入れました。
ホテルで貸してくれる自転車は深夜まで借りられるので、とてもありがたかったです。
ホテルから河原町まで自転車で行き、一日駐輪券に対応した河原町の駐輪場に停めました。
そして、歩いて鴨川の河川敷に下りてみました。
鴨川の河川敷に並ぶお店の灯は風情がありますし、見上げる橋や夜景も綺麗ですね!
カップルがたくさん座っているのも納得です。笑
八坂神社
四条通りに戻って歩いていくと、八坂神社が見えてきました!
京都に来てから、神社は見慣れてきたなあと思っていましたが、夜に照らされた神社はまた違った味わいがありますね。
京都東山花灯路
ちょうど、「京都東山花灯路」というイベントが開催されていました!
清水寺など、いろいろなお寺や神社や公園がライトアップされ、それらを結ぶ道が灯りに照らされます。
散策するだけで楽しいですね!
時間が許す限り歩いていたかったのですが、足の痛みや空腹もあり、少し散策して戻ることになりました。
ライトアップされたいけばなも所々にあります。
そして突然ピカチュウが現れました。笑
ポケモンセンターの宣伝に来たようです。
サービス精神旺盛なピカチュウに体当りされました。ふかふかしていました。
粟田大灯路というものもありました。
ねぶたに似てる?と思ったら、一説によるとねぶたのルーツとも言われる、と説明書きがありました。
屋台も出ていて、宵宮やお祭り大好きな私としては、非常にわくわくします。
そういえば伏見稲荷神社やほかの場所でも屋台を見ましたし、京都では毎日お祭りがあるみたいで面白いと思いました。
人もたくさんいますしね!
神社からみた四条通りも、田舎者の私にとっては圧巻です。
ずらっと店が並ぶ上に、夜でもたくさんのお店が営業しているなんて…。
夕食
夕食は、豚屋とん一 京都寺町店に立ち寄って食べました。
とんかつも大海老揚げも食べることができて、お腹いっぱい幸せになりました。
こうして二日目も終えました。
ホテルに戻ると一気に疲れが出ますね…。
明日の計画も立てずに眠ってしまいました。
三日目:宇治市
朝起きて軽く話し合い、私がどうしても10円玉の平等院鳳凰堂を見たかったので、宇治市へ行くことにしました。
昼には京都を出て伊丹空港に向かわなければならないので、やや過密なスケジュールです。
キャリーバックを持ち歩きながらの観光となりました。
平等院
JR宇治駅に着くと、電車を降りた人たちは一斉に同じ方向へ歩き出しました。
道はあやふやでしたが、この流れについていくだけで平等院に着くことができました。
キャリーバッグを持ったまま来てしまったので、ロッカーを探しましたが、
平等院の受付で預かってもらえました。とてもありがたかったです。
そしていよいよ平等院鳳凰堂を拝見…!
2014年に塗り替えたそうで、実際に見るとかなり鮮やかな朱色でした。
10円玉をカラーで見るとこんな感じなのか…としみじみ。
財布から取り出した10円玉と一緒に撮影したりと、はしゃいでいました。
池に映る鳳凰堂も綺麗でした。
平等院の敷地内にはミュージアムもあります。
展示されているのは国宝ばかりです。
ミュージアムに入ってすぐの、鳳凰堂を紹介した映像が面白かったです。
堂内を再現したCGを見てから再び鳳凰堂を見ると、感慨深いです。
きれいに配置され展示されていた雲中供養菩薩像は、楽器を持っていたり踊っていたり、現代でいうアイドルグループみたいな雰囲気がありました。
抹茶
時間がなかったのですが、誘惑に負け抹茶とお菓子をいただきました。
おいしかったです!
お茶屋さんが並んでいるので、どこに入ろうか迷います。
時間があればいろいろなお店を見て行きたかったです。