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まんまる医学生

地方の医学生です。ブログ始めてみました。

地方の医学生のアルバイト事情

こんばんは、まろりーです。
今日は家庭教師のアルバイトをしてきました。

本来は、学生の仕事は勉強であるべきなのかもしれませんが、
大学生にとってアルバイトは生活の一部であったり、大きな興味の対象であったりします。


高校の同窓会などでも、しばしばお互いの大学生活の話の中で、アルバイトに関する話題が出てきます。

医学生って忙しくないの?バイトなんてできるの?

こんな最低賃金が低い田舎でバイトするなんて虚しくない?笑

というかそもそも仕事ないでしょ!

などと、東京近辺の大学生に訊かれることもあります…。



そこで、地方の医学生のアルバイト事情について書いていきたいと思います。

あくまで私から見た、私の大学周辺地域における、私自身や私の知人の、事情です。

できるだけ、地方ならでは、もしくは医学生ならではの事情に焦点を絞ってご紹介します。

ただし、当然ですが地方の医学生の全てがこの通りではないことは、何卒ご理解いただければと思います。



まず、大学生の中でも勉強が大変、実習が多いなど、忙しいイメージのある医学生ですが、
それでもアルバイトをしている事情について述べます。

医学生の懐事情

医学生の金銭に関わる特徴としては、

  • 卒業に最低6年かかる
  • 教材費が高い(医学書、実習器具など)
  • 部活、サークルなどの活動の出費
  • 特有の奨学金
  • (医者の子供が多い)

などが挙げられるのではないかと個人的には思います。

医者の子供が多い、を挙げるのは誤解を与えそうで迷いましたが、一応触れておきます。
当たり前かもしれませんが、医学部には親が医者という人はとても多いです。

それで、やはりどうしても、金銭面で余裕のある人とそうでない人の間で、多少の金銭感覚のずれはあります。

もちろん家庭により事情は様々です。
全ての医者の子供が余裕のある大学生活を送っている訳ではないですし、
余裕のある大学生が全ての医者の子供だという訳でもないです。

伝えたいのは、
ある医学生が、周りと同じように教材を揃えるのに、もしくはサークルや部活動、遊びなどで周りの友達と同じように行動するためには、必死にアルバイトをせざるを得ない
という状況は珍しくはないということです。

つまり、直接的な表現をしてしまえば、
「お金が欲しい」「お金があればこれができる」
と思う機会が恐らくとても多いのです。


とはいえ、代わりに、奨学金の制度も比較的充実しています。
地域によっては、将来その地域で規定の年数働くことなどを条件に、大きく援助してくれる制度がある場合もあります。

ですから、生活費や学費などを奨学金のみでやりくりしている人もいます。
アルバイトをせずとも不自由なく大学生活を送っている人もいます。


次に、医学部で卒業に最低6年かかることについては言うことはないでしょう。
その年月分の学費、生活費などがかかります。


そして、医学部の教材費は高いです。

医学書に関しては1冊1冊が高額なだけではなく、
基礎医学から臨床の各科までの膨大な範囲の教科書、専門書を揃えようとすると、本棚一つでは足りません。

先輩からの情報などを頼りに、
学年が上がっても使えるもの、それを使って勉強しないと進級に関わるものなど、
必要最低限に絞って購入しても、毎年数万円程の出費は考えます。

また、最近では数千円程度で手に入る、学生向けの参考書的な書籍も売られていて人気が高かったりもします。
ただし、これも最終的にはシリーズで10冊以上揃える必要があったりもします…。

もちろん、本に関しては大学図書館を有効活用したり、先輩の使ったものをもらったりして、出費を抑える方法はあります。

そして、実習器具も高額な傾向があります。
解剖実習などの器具であったり、聴診器であったり、白衣その他、購入する必要があります。

また、私も最近受けましたが、病院実習に出るための共通試験の受験料もなかなか高かったです。汗


最後に、部活やサークルなどの活動での出費も無視できません。

医学部では縦のつながりが重要視される場面が少なくありません。
そのために部活やサークル、何かしらの団体に所属する人が多いです。

団体により、遠征や行事、新入生や卒業生を主役とした飲み会などなど、様々な折に出費がかさみます。



以上、私が思いつく限りで、医学生の懐事情について述べてみました。

医学部に入学すると、お金はどうしてもかかってきます。

私自身、奨学金で学費を補いつつも、さらに親からも仕送りをもらっています。
部活動や旅行などの費用は1年生の頃からのアルバイト代の貯金でやりくりしている形です。

大学に通わせて勉強させてくれている親には本当に感謝しています。



どんなアルバイトがあるか

それではいよいよ具体的なアルバイトについて述べていきます。

家庭教師、塾講師

まず、人気なのはやはり家庭教師、塾講師です。
人気の理由は主に時給が高いことでしょう。地方においては特に、ほかのバイトと比べて破格の時給です。

地方では周りに有名な大学がないので、医学部生というだけで貴重な人材として扱われやすいです。
他学部と比べて高い時給をいただける場合もあります。

特有の事情としては、
家庭教師の場合は、生徒さんの家までの交通手段に困ることがしばしばあります。

電車やバスの便は悪いので、家庭教師の仕事を探しても、自家用車を所持していないと難しいことが多いです。

塾講師の場合は、個別指導のケースが多いです。
集団に向けて授業をするような仕事は、夏期講習などを除き、ほとんどありません。
やはり子供が少ないのでしょうか。笑


そして、家庭教師や塾講師は時給はいいのですが、デメリットもあります。

受け持つ生徒さんがいないと働けないので、1日に長時間働くことができない場合が多いです。
生徒さんの家や塾まで行って1時間教えて帰っているようでは、充分には稼ぐことができません。

そして、実習などで自分の空き時間が不規則になると、生徒さんに迷惑がかかります。

ですから、他のアルバイトをする人も少なくありません。

コンビニ

意外と多いのがコンビニでアルバイトをしている人です。
先ほどの家庭教師、塾講師と比べると時給は格段に低いのに、なぜでしょうか。

実習などでいつシフトに入れるか分からない医学生でも、
深夜や早朝であれば確実に働くことができます。

しかも、大体のコンビニは人手不足で、自分の働ける時間分、目一杯働けるという理由で選ぶ人がいます。

もちろん、体力がないと長続きはしませんし、経営者さんによっては労働環境は過酷ではありますが、
まとまったお金を得やすいバイトではあります。

チェーン店

実は、地方においては、全国チェーン店でのアルバイトは時給がよい場合があります。

もちろん、地域の最低賃金に合わせて時給を設定している店も多いです。

しかし一方で、全国でほぼ一定の時給で統一しているような店もあります。
そういう店ですと、地方では時給が良い類のアルバイトになります。

下級生のうちの暇な時期などに、まとまったシフトに入ることでできるだけ稼ぎ、貯金して実習期間に備える人もいます。

農家の短期バイト

空き時間のある期間が不定期である医学生には、短期バイトもありがたいです。

特に、収穫の時期には、農家の方から箱詰めや荷物運びの求人が出されます。

これは地方ならではのアルバイトではないでしょうか。

その他短期バイト

地方ではイベントスタッフの募集などはあまりありませんが、

  • 試験監督(英検など)
  • 交通料調査
  • ブライダル関係
  • 試飲、試食

などの短期バイトは定期的にあります。

求人に目を光らせて、少しの暇な期間にまとめて稼ぐ人も少なくありません。



他にも、つてがあれば学会や勉強会のお手伝いなどの、医学部特有のレアなバイトがあったりもします。





以上、私の思いつく範囲での、地方の医学生のアルバイト事情でした。

他に思い当たったり、何かあればまた加筆修正するかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございます!
まろりーでした。