まんまる医学生

地方の医学生です。ブログ始めてみました。

腱鞘炎でした&実習も始まりました

こんばんは、まろりーです。

久しぶりにブログを書きます!

四月になり実習が始まったりと慌ただしくもありましたが、
何より、最近は腱鞘炎に苦しんでいました…。


私は市民楽団に所属してフルートを吹いているのですが、
どうやら春休みで張り切って練習しすぎてしまったみたいです。

手首や親指を動かすと、親指側の骨に沿って痛むようになりました。


腱交差症候群という腱鞘炎の一種のようです。
整形外科の先生はインターセクション症候群と呼んでいました。

手の甲側に親指を動かすような筋肉と、手首を動かす筋肉の腱が交差している場所の炎症だそうです。


医学生なので詳しく解説したいところですが、
実は腱鞘炎について医学生が講義などで詳しく学ぶ機会は少ないです。

恥ずかしながら、私も自分がなって初めて、腱交差症候群という名前を聞きました…。


炎症が強かった時には、手首を動かすと「ぎゅっぎゅっ」とか「ぎしぎし」と表現されるような、独特の感触があります。
これは、医療用語で「握雪感」というそうです。

気胸についての講義で聞いた単語でしたが、腱鞘炎でも出てくるとは知りませんでした…。

部活の先輩や同級生が私の腕を触って、握雪感とはどんなものかを学んでいました。
いい教材だと言われました。笑


腱鞘炎など患者さんが多い病気については、座学で学ぶよりは、実際に臨床の現場で見て学ぶようになっているのかもしれません。

去年までは教科書と講義で学んでいましたが、
今年からは実際に患者さんを見て、調べて、学ぶんだということを、
意外にも自分自身の腱鞘炎で実感した春休みでもありました。笑


ところで、腱鞘炎は手首を動かさないようにして治すため、私はテーピングもしていました。

このテーピングも、運動経験の乏しい私にとっては人生初の体験でした。

部活で頻繁に怪我をしている弟に、テープを借り、テーピングの仕方を教えてもらいました。

医学生なのにテーピングも出来ないのかよ」
とバカにされました…。

そうです、医学生はテーピングについて深くは学びません。
医学生ではなく、理学療法を専攻している学生はテーピングについて詳しいです。


これまでの4年間をかけて、いろいろなことを勉強してきたような気がしていましたが、
医療は幅広く、今の自分の知識は狭くて薄っぺらいです。

もっともっと勉強しないといけないと毎日思います。


実習が始まったので、早起きして病院に行って、患者さんに会って、医師の様子を見学して…と、
生活が激変して疲れもかなりありますが、甘えずに、頑張って勉強していこうと思います。

あ、でも、実習はとても楽しいですし、学ぶ意欲がものすごく上がります。
実習生に囲まれても許してくれる患者さん方に、とても感謝している毎日です。

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